心と体

2013年12月13日 (金)

烈しい「痛み」をどうしますか?

薬が切れて、予約なしで病院に行った。

 

 

 

総ての長椅子が高齢者で埋まり、微動だにしない。

 

消化器内科が最も繁盛する季節と実感させられる。

 

 

 

2時間と15分、待った。

 

 

 

それでも、担当医との会話に心和むひとときがあった。

 

 

 

「これ、大腸内視鏡検査前の食事ですが、ご参考までに」といただいたのが、

 

食べてよいもの 避けていただきたいもの」のチラシだった。

 

 

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「ありがとうございます。食べていいものは、好きなものばっかりです。


山芋は昨日お味噌汁に入れました。」

 

 

 

「山芋のお味噌汁ですか、美味しそうでいいですね」(微笑まれる先生)

 

 

 

「食べ物にはすごく気をつけています。迷惑をかけたくないから……」

 

 

 

「すごく優しそうな旦那さんですよね……大丈夫ですよ」

 

 

 

豆腐も、食パンも、御粥も、りんごも毎日食べている。

 

おそばはあまり良くないようだが、うどんより好きだ。

 

天ぷらやあげものは、体調がいい時に少し食べる。

 

 

 

私の拙い体験から、安心して食べられる食べ物・飲み物は、

 

あまり濃くない緑茶、紅茶、ヨーグルト、りんご、豆腐、

 

みそ汁、梅干し、鮭、蒸しケーキ、カステラの類である。

 

体調が悪い時はこのどれかを召し上がっていただきたい。

 

 

 

好きだった脂こってりのうなぎや冷たいお刺身は絶対ダメ。

 

あの痛みさえ訪れなければ、何でも食べたいところだが……

 



正岡子規の「病牀苦語(びょうしょうくご)」を読んでいただければわかるだろう。

 

まさに、「地獄で鬼の責め苦を受けるような」「泣くしかない」という「痛み」である。

 

お腹と背中がくっつきそうな、骨と皮の身体全身を、痛みが駆け抜けるのだ。

 

 

 

「イタイ、イタイ、イタイ、イタイ」と顔をしかめて、泣きながらフローリングをのたうち回る姿を、一体何度コグちゃんに見せて来たことだろう。

 

きっと、ホラー映画の何倍も恐かったに違いない。

 

 

 

嫌な顔ひとつせず、速やかに自分の身支度を整え、黙って着替えと履物を用意して、

タオルを私の手に持たせてくれて、マスクをかけてくれて、バッグから保険証や診察券を確認し、戸締りをして、一緒に救急車に乗り込み、どうにもおかしな時間に、寒い待合室で、じっと待っていてくれるコグちゃん……治って一緒に帰る時も、入院することになって、独りで家に戻る時も、疲れた様子は微塵も見せず、ほのかな微笑みすらたたえた顔つきを見せて、安心させてくれる。


家族とは言え、出来ることではない。

 

 

 

「この痛みを取り去るためなら何でもしてください」

 

私の頭の中はそれしかない。

 

我慢など出来るものではない。

 

 

 

以前は頓服の「ブスコパン」を飲んで凌げたこともあったが

 

とっくの昔に経口薬では無理なレベルまで増悪してきた。

 

注射か点滴に「ブスコパン」を混ぜてもらわない限り、どうにも痛みは消えない。

 

 

 

その「ブスコパン」には副作用があり、注射を受けると動悸が強まり、心臓が苦しくなるから、体重の軽い人が使う時には要注意だ。

 

かかりつけ医以外の医療機関に運び込まれて診ていただく時は、量を加減してもらうよう、指示書を携帯しているといい。

 

 

 

「ブスコパン」は有難い良薬だが、目がチカチカするという副作用もある。

 

服用後は、車の運転、パソコン、携帯電話の操作を控えなければいけない。

 

「ブスコパン」が効かない時は「ペンタジン」を点滴に混ぜていただいた。

 

これも劇薬だからお勧めはしないが、私にはよく効いた。

 

 

 

烈しい痛みをともなうからこそ病気は恐ろしい。

 

 

 

癌も、心筋梗塞も、くも膜下出血も、烈しい痛みを伴う。

 

 

 

癌は、亡くなるまで痛みの苦しみが消えないと言われている。

 

肝臓癌や胃癌、肺癌は、さほど痛くないと言われているようだが、亡くなる2週間前になると、7割の患者さんが激しい痛みに襲われるとの情報もある。

 

これには、抗癌剤の副作用による痛みや、骨などに転移した痛みも含まれるのだろう。

 

モルヒネ(医療用麻薬)を用いるか、神経ブロック(局所麻酔)をするか、それくらいしか、素人の私は、痛みの対策に明るくない。

 

 

 

健康な人が「病気」について語る時、大きく欠落しているのが「痛み」の問題についてではないだろうか。

 

 

 

発病し、患者となれば、実際に最も苦しいのがこの「痛み」であることを知るだろう。

 

 

 

それについても併せて考えなければ、机上の空論で終わってしまうのではないだろうか。

 

 

 

我慢することのできない「痛み」

 

 

 

それをどうするか。

 

 

 

それとどう闘うか。

 

 

 

最も重要な点はここにあるのではないだろうか……

 

 

 

望みとしては、痛みを感じることなく、或る日突然ぽっくりと(?)逝きたいものだ。

 

 

 

残り少ない人生を、後悔のないよう、いつも大好きなコグちゃんと一緒に過ごしたい。

 

 

 

そして、コグちゃんには、ぜひとも私を看取っていただきたい(笑)

 

 

 

そのためには、一日でもコグちゃんよりお先に逝かなければ……

 

 

 

私はそう願っている。

2013年12月12日 (木)

この時期に心がけたいこと

「風邪は万病の元」。


この季節は何よりも風邪をひかないようにしたい。

 


電車の中でしきりに咳をしている人たちがマスクをかけず、

ウィルスをとりこまないよう予防する人がマスクをかける。

 


何につけ、ワルがのさばり、まっとうな者が追いやられる。

そんな気がするこの時代……

 


身体は極力冷やさないように。

特に首まわり、喉まわりは包んで守ろう。

飲み物や食べ物も温かいものにして、内臓から温めよう。

 


この程度のことは、皆様も既にご承知のことであろう。

 


そこで、私なりに心がけている注意事項を書くなら、

ドアノブや、スイッチなど、外出先から戻って来て

よく触る場所を、除菌ティッシュで拭くこと。

 


冷蔵庫の取っ手やパソコンのキーボードも時々拭くといい。

手ばかり洗っていても、予防には足りないからだ。

 


この時期は、トイレや洗面所もこまめに掃除をする。

 


当然ながら、マスクをかけ、厚手の部屋着を着て、

掃除の後はすぐにその部屋着を洗濯機にかける。

 


また、毎日では空腹を感じるかも知れないが、

時々は熱熱のおかゆを食べるようにしたい。

汗が流れる程、身体があたたまりお勧めだ。

滋養のある具を入れたおみそ汁は毎日飲んでほしい。

 


そして、この時期は、身に着ける物の素材にも特にこだわりたい。

毛布やタイツ、下着は、素材によってまったく暖かさが違うからだ。

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やせていて、いいことなどほとんどない。

 


何を着ても似合うとは言うものの、貧相だし、

風邪はひきやすいし、何よりも寒い。

 


今年は、昨年よりさらに一枚多く着こむようになった。

 


ウィルスを99%ガードするマスクもかけている。

 


それでも、12月は救急車に乗り込む確率が高い。

 


今年の6月も耐え難い腹痛に襲われ、

外出先から脂汗とともに救急病院へ直行した……

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生鮮食料品を買い込んでデパ地下を出たすぐ後だったので、

救急車を呼んでくれたコグちゃんは、

大荷物を両手に持って、私を介抱しながら、

救急隊員が到着するまでの間、

さぞ困惑したことだろう。

 


こんな迷惑、二度とかけたくない。


あんな激痛、二度とご免だ。

 


こうした事情から、デパートの地下で、

人一倍着ぶくれている婆さんを見かけたら、

見ないふりをして、通り過ぎていただきたい。

 


私はそう願っている。

2012年7月20日 (金)

死にかけていたとしても、気力を振り絞って、書き続けたいこと

2年前から激しい腹痛で、ためらいつつも救急車のお世話になり、そのまま入院を余儀なくさせられることが多くなってきました。

ご近所のお医者さんが開いている時間に駆け込んでも、「救急病院に紹介状を書きます」と言われて、そのお医者さんが救急病院に電話をかけてくださり、タクシーを飛ばして向かうこともあります。

 

救急外来に到着してからは、急いで体温や血圧を調べていただき、血液検査をしてくださることはあっても、体重を聞かれたことは一度もありません。少し不思議な感じがするのですが、脱水症状によって体重が減少しても、血中のミネラルやカリウムが減少していなければ生命は維持されるのでしょうか。現在、私の体重は36キロしかないので気になるところですが、医療機関ではさほど体重を重要視していない様子なので、あまり気にしないでも良いのかも知れませんね。体重を増やすためには、家庭的な主人が取り寄せをしてくれたり、野菜たっぷりのお味噌汁をつくってくれたり、大好きなジョナゴールドというりんごをむいてくれていますので、ありがたいことと深く感謝しながら御礼とともにいただいています。

 

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救急外来では、取り急ぎブスコパンという痛み止めのお薬を注射してくださり、点滴の中にもブスコパンを混ぜてくださいます。このお薬は、最近では薬局にも売られておりますので、名前を聞いたことのある方もいらっしゃるかも知れません。安心して服用出来るお薬ですが、緑内障の方にとっては禁忌薬ですので、ご注意ください。

 

それでも痛みがおさまらない時には、かなり強力な、ペンタジンというお薬を点滴に混ぜていただくとどうにか楽になります。このように私は、激しい痛みとともにかなりの憔悴を繰り返している老体ですから、いつ亡くなってもおかしくありません。そのため、遺しておきたい魂の声は、書けるうちに、書ける限り、この「天野べラのブログ」に綴っておかなければなりません。

 

このブログを読んでくださっている方は意外に思われるかも知れませんが、本来の私はテンションの低い薄ぼんやりした人間です。静かに暮らしたいと願う平和主義者でもあり、常に周囲の方々を楽しませたい、恥をかかせないようにしなくては、何よりも悲しみのうち、失意のうちにある人こそ私の友と考えて、最優先で手を差し伸べて来たと自負しています。他人が困っている時は何とかしてあげなければと気を配り、回りに気を遣いながら生きてきた事実については、本名のリアルな私を知る友人・知人なら誰もが頷いてくれると思っています。

 

私が気遣いをするようになった背景には、亡き両親の威光のお蔭で、幼い頃から周囲の方々によくしていただいてきた家庭環境が大きく存在しています。


私は何も偉くないのに申し訳ないと恥じ入る気持ちと、ありがたいことと頭を下げる気持ちが強く湧き、こんなにしてくださってと、却って肩身を狭くする卑屈な思いもありました。現在とは異なり昔は貧富の差が一目瞭然だったのです。そんな時代に、亡き父と、亡き父に熱烈に請われて強引に結婚させられた(笑)亡き母のお蔭で、私は、たまたま裕福な家庭環境に育たせてもらうことが出来たのです。


ですが、それは父の力であり、家庭を守り支えてくれた母の力であって、そこに誕生した私の力とはまったく無縁のものであると、私は常に自覚し、意識して、自分とは切り離して行動してきました。

私を知る多くの方から「腰が低い」「庶民的」と感心されるにつけ、父はちょっぴり不満だったようです。ですが、私は、虎の威を借りるような人には強い拒否反応を示します。例えば、愛情のかけらもないのに相手の肩書きだけを手に入れようと躍起になり苦心して策を弄し、計算づくで結婚にもちこむような人は、全身から悪臭を放っていますから、顔をそむけて逃げ出します。

 

また、首尾よく結婚にこぎつけるやいなや、それまで赤の他人であったお相手が住んでいた家を、直ちに「私の家」「どこそこにある私の家」と呼んではばからず、ここぞとばかりにTVやネットで世間に大きく喧伝してまわるような人は下賤で卑しい恥知らずであり、軽蔑の対象です。

 

削除

話が脱線しましたが、私のように、我慢強く、その場の雰囲気を大切にしたいと考えて、嫌だなと感じることがあっても周囲に気兼ねをして黙って飲み込んで耐えてしまったり、言いたいことがあっても言えずに溜め込んでしまうような性格の人は、胃腸の病に侵されがちな傾向にあると言えるでしょう。

 

それを防ぐためには、少しずつで構いませんから、なるべく早いうちから思いの丈を表現するよう努力していくことが肝心です。私はこのことに気づくのが遅過ぎたと後悔しているからです。

 

私は口下手なうえに、たとえ1部分削除であったとしても、相手の顔を見ると、面と向かって怒りをぶつけることの出来ない気の弱さがあります。情けない自分を知悉している私に残された方法は、1部分削除をこのブログに書き連ねることだけです。

 

先日原発の集会に参加された著名人の中に、瀬戸内寂聴さんのお姿がありました。車椅子で参加しておられた瀬戸内氏は、「たとえ相手が聞かなくても、言い続けましょう」「たとえ聞いてもらえないとしても、この時期に、反対していた声があったことを残しておきましょう」と話していらして、有意義なご意見であると思いました。

 

私もまったく同じ考えです。たとえ、1部分削除。

 

1部分削除。

 

2011年12月 4日 (日)

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柔らかい表情なので結構気に入っています。

かわうぃ~!とまでは申しませんけれど(笑)

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