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2017年4月27日 (木)

心無い者、真剣味のない者、デリカシーの無い者は、復興に関わる資格はない!

「あっちの方だからよかった」

 


辞任に追い込まれた今村雅弘元復興大臣の発言。

 


つまり「東京」ではなくて「あっち」だったから「良かった」ということ。

 


これを平気で聞き流せる人も、そうでない人もいるだろう。

 


私は聞き流せなかった。

 


そして、官僚の作文ではなく本人が何気なく述べた発言にこそ、その者の本質が浮上するものだ。

 


これは、極論すれば、弱者である「あっち」と、強者である「こっち」を比較して、或いは病身である「あっち」と、健常者である「こっち」を比較するような行為、つまり、自分自身や自分の置かれている立場や環境より劣悪であったり、苦労をしていたり、災難に遭っているような人々と比較して、「あっち」でなくて良かったと結論づける恥ずべき差別発言である。

 


自宅を教室にしている知人がいる。

 


その者が2008年に書いたブログ記事にもこの種の発言があって、

 


よくこんなことが書けるな、と即座に感じた。

 


その記事とはこうだ。

 


その者の住まいがある棟のエレベーターが、雨によるショートを原因に止まって、学生3人がその中に長時間閉じ込められて、救急車と数台の消防車までが出動する大事件となったそうだ。

 


そして、その時、その者は、

 


自分の「生徒さんでなくて良かった」と記載して公開した。

 


その記事には、ピョンピョンと飛ぶウサギの絵文字が付けられていた。

 


さらにその者は、介護保険で「要介護」に認定されているお年寄りが入所している老人ホームを訪問した記事を2009年に書いた。

 


「お年寄り、歌いますよ~~もちろん、自由に」と書いたその記事には、舌を出して笑う顔の絵文字が付けられていた。

 


そして、老人たちが思い思いに歌う、音程を気にしない自由闊達な歌声につられて楽器を弾いた生徒の言葉を、「わけがわからなくなったそうです」と書き、「聴いちゃダメです、老人ホームの場合は」と記載して公開した。

 


ボランティア活動を実践している姿をアピールする記事だったが、お年寄りを小馬鹿にしているとの印象を持った。

 


これは、この時に作成した動画である。



https://www.youtube.com/watch?v=ycybLErJjQU

 


老いた人、病に倒れた人、傷を負っている人、不幸のうちにある人々に直面した時、もし自分自身が健康体であって、災害に遭遇することもなく、幸運であることを内心では大変嬉しく感じていたとしても、自分はこの人たちとは違う、自分にはこうしたことが出来る、自分はこの人たちにはしたくても出来ないことが、あれも出来る、これだって出来る、自分は元気だ、健康だ、ハッピーだなどとつらつら並べ立て、そうした思いを講演会で話したり、文章にして公開したりする行為も、傲岸不遜な比較であり、慎むべきと私は強く感じるのだ。

 


これは譲れない見解の相違である。

 


事故や災害では、自分たちが体験していない被害に遭われた人々がいて,現実として、そこに暮らさなければならない人々がいる。

 


そうした方々が抱える苦悩やさまざまな困難を、同じように苦しみ、実際に体験することは出来ない。

 


何も出来ない自分には、せめて、思いを知るように努めて同情し、よく考えて共感すること、ささやかなご送金による激励くらいしか出来ることはない。

 


だからこそ、弱者や打ちひしがれている人々、そして老・病・死がしのび寄っている人々に対しては、少しでもきつい言葉をかけることや、冷淡な態度を見せることは、何にも増して、決して許されないと思えてならないのだ。

 


実際には気の毒と感じるまで深く考えたこともなく、何か少しでも出来ることはないだろうかと真剣に心を砕いた経験がないからこそ、「あっちの方だったから良かった」といった発言が軽く飛び出すのであり,困っている人たちを心底応援して何とかお助けはできないだろうかとしばし立ち止まって考え、沈思黙考する中で生じた心情や、ひと時でも明るくなってもらうため、喜んでもらうための僅かな工夫やアイディアや発想などもまるで出て来ないから、無責任に上滑りする言葉だけを次々と述べたり、書いたり、口にしたりするだけで、心から湧き上がる熱意のこもったあたたかい発言や行動が伴わないのだろう。

 


自分に何か出来ることはないかと本気で思っている人は、その思いを決して声高に叫ぶことなく、黙って被災地や施設に、実際に、送金などをしている。

 


そして、手書きの御礼状や慈善団体のシールをもらったりすることで、少しでも役に立てたのなら良かったと気持ちを軽くして、小さな善行を続けるだろう。

 


「復興大臣」に任命された時、
今村雅弘氏は、「私は弱者の気持ちがわからない冷たい人間で、復興支援のリーダーとして適任ではありませんから辞退させてください」と言うだけの自覚に欠けていたのではないか。

 


私はそう思っている。

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