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2016年8月27日 (土)

フォトギャラリー・冷淡な乾いた時代を憂いて-「なれど、こらえきれなんだわ」-

時代劇・鬼平犯科帳に「おれの弟」と題する作品があります。


この作品には、剣の道ひとすじの高潔な男性と、美しくしとやかな女性とが織りなす哀切な純愛のみならず、


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義侠心、

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非道(果し合いでのだまし討ち)、

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親の権力を盾にした悪事とその隠蔽、

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敵討ちなど、

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時代を問わず日本人の心に沁み込むと思しき内容が凝縮されています。

 


鬼平こと長谷川平蔵の思いがこめられた台詞を一部ご紹介いたします。


悪者:「石川源三郎と知ってのことか」



「去年のことを覚えていような」

「わしも生まれて初めての敵討ちじゃ、しくじりはせんぞ」

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   悪者:「敵討ち?」



「弟の敵討ちじゃ」

「おのれに弟をだまし討ちにされて、怒りを鎮めようとしたが、なかなか鎮まらん」

「おのれのような奴を生かしておいては、後々庶人が迷惑をする」

 

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   悪者:「おい、源三郎の父は御側衆を務める石川筑後守なるぞ」



「なればこそ、なおさらに生かしてはおけん」

 

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「お役にある者のなすべきことではなかったやも知れんな」

「なれど、こらえきれなんだわ」

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他者の心情を慮る暇などない、真意を理解するよう努める必要などないとばかりの冷淡な言論が横行し、ドライアイならぬ「ドライハート」が際立つ昨今の風潮を遺憾に感じ憂慮しています。


インターネットを検索して次から次へと最新の情報を得るのも、ゲームに明け暮れるのも結構ですが、時には映画、テレビ、スポーツ、音楽、文学を観賞し、血沸き肉躍る熱き思いに駆られ、失われた情緒、枯渇した感性、他者の考えに共感する心、他者を称賛する言葉を育てる時間が必要ではないでしょうか。

 


私はそう思っています。

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