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2015年3月25日 (水)

なかにし礼氏に学ぶ-面倒なひと手間を省いた、手抜き・弱気・形式的な、やっつけ仕事に、感動は生じない-

作詞家のなかにし礼氏がゲストだったので、徹子の部屋を観た。

 


病気の再発が報じられており、お加減が気になっていたからだ。

 


番組の収録は再発される前だったそうで、現在の容態は不明だったが、なかにし礼氏の深い感受性と平和への率直な思いは充分に伝わった。

 


ときにワイセツで、ときに不道徳で、ときに公序良俗に反するような歌を書いてきた。そういうものを書くという自由も、平和の大きな象徴である」と、なかにし氏は平和への思いを新聞に綴った。

 


平和の申し子たちへ 泣きながら抵抗を始めよう」という著書を出版し、

さらに最近では「なかにし礼と12人の女優たち」というCDを発売した。

 

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徹子の部屋では、錚々たる女優陣がCDのレコーディングに臨み次々と歌う姿が放映されて見応えがあり感動した。

 


ご参考までに女優さんのお名前と歌われた曲を文末に貼っておく。

 

 

番組で、なかにし礼氏が「この歌は誰にも渡さない」と泉ピン子氏が言ったことを伝えると、黒柳徹子氏が「石狩挽歌は私よ」とたたみかけるように強調した。

 

 

 

さらに番組後半でも「石狩挽歌はこれは私が歌うんだから、誰にも歌わせないとおっしゃったって」「のっけに」「あれはあたしのよって」「そう」と繰り返し伝えた。

 

 

 

すると、なかにし氏は、「でもね、彼女は僕の小説を読んでこの歌が僕の若き日の苦い思い出と重なって、原点になっているということを理解しているわけですよ、それで、そのことを表現したいという思いだったんじゃないですか」と擁護するように話された。

 

 

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黒柳徹子氏のお話だけでは、「石狩挽歌は誰にも歌わせない」「あれはあたしのよ」と喰らい下がって譲らない自我の強い女優との誤解を生じかねず、それ程その歌が好きなのだろうくらいに思っていたが、なかにし氏が理由を伝えたことによって、はからずも、小説を読み、作詞家の人生に思いを馳せ、書かれている詞の内容を理解して歌唱に臨んでいた事実が解き明かされ、女優の真意を知ることが出来たのであった。

 

なかにし氏が自分とお金のことしか考えていないような俗物であったとすれば、秘話は語られず終いで、泉ピン子氏は誤解を受けていたかも知れない。

 

泉ピン子氏のレコーディングの様子は、ほんの僅か画面に流れただけだったが、素顔のままで、上手に歌おうとか、きれいな声を出そうとか、うわべに流されない歌いぶりが、重くじんわりと沁みいった。

 


桃井かおり氏は、なかにし氏が「歌手」ではなく「女優」を集めたのは、個性を出してほしいからでしょう?と、なかにし氏の意図を読み取り、察したうえで、思いきり期待に応えて、ここぞとばかりに桃井かおり色を打ち出して魅せてくれて、心憎いほどであった。

 

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私の好きな「リリーマルレーン」を歌われた佐久間良子氏は、人生初のレコーディングだったそうだ。

 

なかにし氏も「この声、色っぽい声ですよね」と述べられたとおり、小さくささやき語りかけるハスキーボイスと醸し出す雰囲気に、しばし聴き入った。

 

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高くキンキンと響く歌声やつくり声が苦手な人は意外に多いようだから、佐久間良子氏のやや低めの落ち着いた歌唱にを奪われる人は多いに違いない。

 


高島礼子氏が必死になって歌っている姿からは、真剣な努力家の側面が伝わる。

 


女優さんたちが歌う姿には、それぞれの人生と人間性が見事に投影されている。

 


与えられた「歌唱」という仕事に臨むにあたり、作詞家の書いた本を事前に読む女優さんがいて、作詞家がいかなる思いでこの企画を発案したのかと想像する女優さんがいて、自分ならではの色を惜しみなく放ちながら与えられた役割を真面目にこなそうとする女優さんたちの存在がくっきりと画面に映し出されていて、感動した。

 


だからこのCDは現在最も売れているのだろう。

 


ちなみに、なかにし氏はレコーディング時に、お相手によって毎回服装を変えたという。お洒落・ダンディと呼ぶ以前に、その配慮に脱帽する。

 


まさに面倒なひと手間を惜しまない姿勢で仕事に臨んでいると言えるだろう。

 


調査や確認といった面倒なひと手間を省略し、自分なりに真剣に考える作業を割愛した仕事に、感動は生まれない。

 


その日さえ過ぎていけば、お金さえもらえれば、昇進や売名に結びつけられれば、

権力者に目をかけてもらえれば、強者・勝者から嫌われさえしなければ……

 


お金さえ入ればよしとするしみったれた考えで、薄ら寒いやっつけ仕事を続ける者は、その仕事によって誰からも感謝されることはなく、誰ひとり感動させることも出来ないだろう。

 


私はそう思っている。

 


*****

 


常盤貴子 / 恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)
水谷八重子 / 時には娼婦のように(黒沢年男)
南野陽子 / 知りたくないの(菅原洋一)
平 淑恵 / 別れの朝(ペドロ&カプリシャス)
浅丘ルリ子 / 愛のさざなみ(島倉千代子)
桃井かおり / グッド・バイ・マイ・ラブ(アン・ルイス)
泉ピン子 / 石狩挽歌(北原ミレイ)
佐久間良子 / リリー・マルレーン(戸川昌子)
高島礼子 / 恋の奴隷(奥村チヨ)
草笛光子 / 行かないで(戸川昌子)
大竹しのぶ / 人形の家(弘田三枝子)
黒柳徹子 / 世界の子供たち(芦野宏)

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