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2013年4月14日 (日)

「同級」という言葉に潜む残酷さ -「積年の恨み」元同級生刺す=殺人未遂容疑、20歳男逮捕-

同窓会をしよう。


そう思ったのは、高校卒業謝恩会での後味の悪さがきっかけであった。


ホテルニューオータニの宴会場で行なわれ、着飾った生徒と保護者が集ったものの、一部の生徒だけが盛り上がっている傍らで所在なげにしている生徒たちも随分いたのを覚えている。


最後までAさんとその親友がマイクを握り占めて離さず、お世辞にも上手とは言えない日本語の『マイ・ウェイ』が大きく鳴り響いていた。


結局バラバラでまとまりのない雰囲気のままお開きとなり、ああ、これで終わりなのか、と失望した。


全員参加型でぽつんとしている人の少ない集まりが望ましいと感じたからであった。


その後もクラス毎に小さな集まりがあったようだが、集合写真を撮影したもののいつまで経っても送られて来なかったり、会場の雰囲気や提供される食事もお粗末なものだったりして、続かなかった。


そこで、せっかく集まるのなら4つのクラス合同で全員が楽しめる会を催したいと考えた私は、40歳を機に第一回目の4クラス合同の同級会を企画して開催したところ、全員で200名のうち100人以上の参加者があった。


場所は、神宮前の会員制クラブのレストランを借り切って行なった。


この時、私は4クラスからそれぞれ2名ずつ幹事をお願いした。


結果的にこの時幹事になったのは、現在の生活レベルが高く子どもが二人いる、絵に描いたように円満な家庭の主婦ばかりになってしまった。


今にして思えば、精神面・経済面で安定した同級生たちに依頼したからこそ、企画と運営がスムーズに行ったのであったが、幸せそうな奥様ばかりが勢揃いした姿を見て、ちょっと威圧感があるのではないか、もっと色々な人たちに幹事をお願いした方が良かったのではないかとの余計な考えが私の頭をかすめたことも確かであった。


女性には、似たような境遇の人たちでまとまりがちな傾向があるようで、シングルマザーはシングルマザーに近づいて行き、離婚経験者は離婚経験者同士で固まるというふうに、何となく同じカテゴリーの仲間が集まるように感じられたからだ。


その姿から、私は、参加したいのに参加出来ずにいる同級生が存在するのではないかと直感した。


そのため、次回は、独身の人、シングルマザーの人、離婚経験者の人、そして、学生時代から何かと出たがりだった人に幹事をお願いしようと考えたのであった。


さまざまな立場の同級生が参加しやすいようにとの考えから、シングルマザーのKさん、離婚経験者でキャリアウーマンのTさん、同じくキャリアウーマンで独身貴族のN
さんを中心に、友人が多いと思しきMさん、Kさんに依頼した。


彼女たちは二つ返事で直ちに引き受けてくれた。


その他の幹事には、中学でも高校でも生徒会長に立候補し、立教大学の同窓会でもご主人とともに幹事に立候補して積極的に人集めをしていたという何につけ出たがりなNさん、そして、成績が良く運動能力も高くお母様もPTA役員をしていらしたMさんには声をかけた方が良いのではないかという親友Tさんからの薦めに従って、二人に依頼し、その場で快諾された。


ところが、この考えが甘かったことを、後に私は嫌という程知らされることとなった。


8名の幹事とうまくやっていくことは、長方形の缶詰からオイルサーディンをそっと取り出してフライパンに入れ、形を崩さないように慎重に焼く作業にも増して困難なことであった。

 

簡単で使い古された結論だが、敢えて書けば、


何かを実行する時は、親しい仲間とすることだ。


そうでなければ、失敗する確率が高い。


もっと言おう。


何かを実行する時には、


金銭的な問題を抱えている人間を、仲間に入れないことだ。


そうすると、失敗する確率は、より高くなる。


「お金の問題」


これだけはどうにもならない。


そして、この問題は、何を実行する時であっても必ずついてまわる。


知人や友人が借金を抱えているかどうかなど、わかる筈がない。


だが、とてつもなく莫大な借金を抱えた者、


仕事がなくて日々のお金にも困っている者、


そうした者が、問題を起こしやすいことは間違いない。


数年前、私たち夫婦は、


拙宅に近隣トラブルを仕掛けて来た者たちと


烈しい訴訟合戦を展開した経験がある。


すると、板材や汚い洗濯物で私道を封鎖して通行妨害した老人が生活保護受給者であった事実、朝の7時台から生活保護受給者の老人と一緒になって大きな騒音を立てたり、轟音とともに走り出していた女性(妻)が、幼い子どもを抱えながら女手ひとつで多額の住宅ローンを返済していた事実、拙宅に設置した防犯カメラに対して、「自分たちの生活を24時間監視する監視カメラだ」といきなり訴えて多額の損害賠償金を請求した男(夫)が病
と称して、無職で、自宅にひきこもっており、無修正のアダルト動画サイト(「がむしゃら」と書かれていた)を閲覧していた事実、2時3時という深夜や4時5時という早朝に、異常な使用方法によって着火時に激しい騒音を発するバランス式風呂釜を、1台だけ設置しているアパートのオーナーが、自己破産をしており、競売物件として妻にそのアパートを安く買い取らせていた事実が、図らずも露見したからだ。


拙宅にトラブルを仕掛けて来たり、当たり屋のようにいきなり大金を請求して巻き上げようと目論んでいた者たちは、いずれも、深刻な「お金の問題」を抱えた者たちばかりであった事実が、次々と発覚していった。


逆に言えば、拙宅のごく近隣に住んではいても、それなりに生活が安定しており、マイペースで淡々と暮らしているような家族は、生活保護受給者のように、通路をいきなり板材や洗濯物で塞いだり、子育てと多額の借金で首が回らない奥さんのように早朝や深夜に飛び起きるほど大きな音を立てたり、精神的な病によって無職で一日中自宅の中に引きこもっている男のように、よその家の防犯カメラについて、「俺たち家族を24時間・365日監視する監視カメラだから撤去せよ、プライバシー侵害だ」といきなり言いがかりをつけて大金を強請ることもなく、自己破産したアパートのオーナーのように、
騒音を立てる旧式のバランス式風呂釜を一向に交換させず、非常識な時間に、異常な操作方法で、爆発音のような着火音を、人の枕元で立てさせたままでいることは考えにくいということである。


目の前に、リニューアルした中流家庭(拙宅)があって、大金持ちではないが、さしてお金に困っている様子もない私たち夫婦が、のんきに手をつないで家から出てはひっこむ様子を見て、激しい苛立ちを覚えており、結託して嫌がらせをしたのであろう、私はそう解釈した。


それは、エド・マクベインの「キングの身代金」という小説をモチーフにした黒沢明氏の映画で、テレビでも放映された「天国と地獄」のシーンが、私の目に焼き付いているせいもあった。


この作品では、地獄のようなスラム街に住む男が、そのアパートの小さな窓から見える丘の上にそびえ立つ天国の如き白く美しい豪邸に対して、日々恨みを募らせていく映像が何度も映し出されたからだ。


結局その男は、白亜の豪邸に住む社長の息子と間違えて、その社長の運転手さんの息子を誘拐してしまうというストーリーであった。


その男が、気に入らない忌々しい家を見て暮さなければならないというだけであって、その社長は、その男に対して、何ひとつ悪いことをしていない。


受けるべき罪がないにも関わらず、その男が、自分の中で一方的に募らせた「劣等感」という名の化け物によって、社長の大切な物を奪って、嫌がらせしてやらなければ気が済まなくなり、驚くべき悪質な犯罪が産出されるきっかけになったということである。


このように、お金の問題を抱えている人間には、内心、不平・不満が鬱積している。


そして、お金だけではないさまざまな問題を抱えていた幹事らの不平と不満の矛先が、全員と等距離のやりとりをしていた私へと向かって、津波のように襲いかかって来たことは間違いない。


それは、当時45歳という、女性にとって、精神的にも肉体的にも最も不安定な年齢にあった不幸な事実も、大いに関係があったことと思う。


会場や会費などを決定するため下見に来てくれる人を募ったが、キャリアウーマンのN野さんが同行してくださると言い、彼女以外の全員が、私に任せると返信した。


それならばと二人で決めれば、後になって、会場にも、会費にも、食事にも、装花にも、式次第にも、何にでも文句をつけて来たのがN
さんであった。


中学時代生徒会長に立候補して落選したN
さんは、そのことを根に持っているのかどうかはわからないが、対立候補で大差をつけて当選したKさんに幹事を依頼した人選についてまで不満を述べた。


Kさんから「集まって相談しよう」と催促されたので「全員で集まってご相談したい」と全員に送信しても、Nさんからは「メールで十分だ」「川向こう(多摩川より都心の反対方向に住んでいる人のことを指す)から来る人だっている」と強硬に反対された。


何か調整したいと思っても「言いたい奴には言わせておけばいいさ」と突っぱねられただけであった。


最終的に「幹事の役得」と言って、私から1万円の参加費をも取り返したのも
Nさんだけであった。


そして、
後にNさんに対して訴訟を提起したため、被告となったNさんについて調査をしたところ、Nさんもまた、近隣トラブルを仕掛けて来た連中と同様に、1億円の物件を、僅か200万という桁外れに少ない頭金で購入しており、驚くべき多大の住宅ローンという借金を背負って生活苦を抱えていた事実が明らかとなったのであった。


Nさんは「グランドピアノが入る億ションに住んでいる」と私たち同級生に豪語していたのだが、あまりに無理な住宅ローンの組み方による多額の借金返済によって、実生活で消費するために回すお金が極端に少なくなっていたのだった。


Nさんは、見栄を張る一方で、内心は、多大な借金返済による欲求不満とストレスとを抱えていたと言えよう。


そのせいか、N
さんは、立教大学でも、自分と夫が幹事役を買って出ては、夫妻揃って無料で参加出来る形で、各種会合や集会に出席していたようだ


現在も、教会で開かれる集団での食事会にも参加しているようであり、さらには、夫とともに地域立教会の幹事となっている様子がFBから見てとれる。


幹事の役得とやらによる無料での参加や、補助金を得ないことには、食事会や飲み会、親睦会に出席できないとすれば、あまりに惨め過ぎるのではないか。


人一倍プライドが高く、威張りたがりの、勝ち気な
Nさんにとって、『借金地獄』という内心の葛藤は、いかばかりであろうことか。


「同級」との言葉には、「同じ年齢や同じ学年、同じクラス」という意味とともに、「等級や階級が等しいこと」との残酷な意味があることも、「元」同級生の関係を、より複雑なものにしているのではないだろうか。


「元」同級生の間には、目に見えない階級闘争が心のどこかに渦巻いていて、両者の差が完全に埋められない程開いていることが顕著な場合には、名状しがたい劣等感を隠蔽しつつ
も、一方的に抱き続けるしか手立てがないのではないだろうか。


そして、そのどす黒い感情は、決して相手に明かせ
られず、相手に最も知られたくない理由なのである。


だからこそ、ナイフで刺すような激しい言葉となって飛び出し、元は同じ階級にあった筈の相手に対して、いきなり切りかかって行くこともあるのだろう。


「元」同級生だからと言って、むやみに気を許すなかれ。


特に、多大な借金持ちなら、関わらない方が賢明である。


借金の肩代わりを申し出られることはないにしても、あなたがのほほんと暮しているとすれば、そんなあなたの姿が気に入らないというだけで、膨れ上がった借金に対する愚痴や不満のはけ口とされることが、大いに有り得るからである。


もっと書けば、多額の借金を抱えていて、自宅で開いている商売がうまくいっておらず、短髪の子だくさんで、常にパンツルックを着用しているAB型の、立教大学卒の者がいたとすれば、暴言でズタズタにされないうちに、その者の前から全速力で逃げ出すことを、強くおススメする。

***

「積年の恨み」元同級生刺す=殺人未遂容疑、20歳男逮捕―警視庁


時事通信
413()1617分配信

高校の同級生だった男性をナイフで刺し、重傷を負わせたとして、警視庁葛飾署は13日、殺人未遂と銃刀法違反の容疑で東京都江戸川区中央、アルバイト藤田和也容疑者(20)を現行犯逮捕した。同署によると、「高校時代から積年の恨みがあった」と話しているという。
 逮捕容疑によると、藤田容疑者は13日午前610分ごろ、葛飾区東新小岩の路上で、刃体13センチのサバイバルナイフで男性の胸や腕などを刺した疑い。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000074-jij-soci

 


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20130413-00000065-nnn-soci

 


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130413-00000041-jnn-soci

 

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